2009-10-27
第1幕 物語の始まり
真っ白い閃光が世界を覆い、カレンも親父もムルシドもキツネも
そして・・・黒風のおっちゃんもその場所から消え去った。
ずっとカレンの中にいた筈の俺だったが、その白い光の眩しさと肌に
突き刺さるような光の感触を自身の全身で感じていた。
身体は既にない筈なのに何故だ?
目を閉じていても目に飛び込んで来ていたマナの閃光が消え去り、
闇につつまれてから暫くして、俺はゆっくりと目を開ける。
そして・・・黒風のおっちゃんもその場所から消え去った。
ずっとカレンの中にいた筈の俺だったが、その白い光の眩しさと肌に
突き刺さるような光の感触を自身の全身で感じていた。
身体は既にない筈なのに何故だ?
目を閉じていても目に飛び込んで来ていたマナの閃光が消え去り、
闇につつまれてから暫くして、俺はゆっくりと目を開ける。
目に飛び込んで来たのは懐かしい島の風景。
視線を落として見てみれば、俺は再び肉体を得て自分の足で地面に
立っていた。
「久しぶりね。アナタも実体化してたなんてビックリだわ。」
聞き覚えのあるツンツンした口調。
ふいと横を見るとそこにいたのは「竜のカレン」だ。
俺と同じ現実にいる筈の無いカレンの分身。何故こいつまで?
「難しい事は分かんないけど、とりあえずはこうして再び島に立てたん
ですもの。島の冒険を堪能すべきじゃないかしら?」
さすがに気が強いだけあって。肝まで座ってやがる。
だが、俺や竜のカレンがこうして存在出来る場所ならもしかしたらキツネ子
の奴も・・・
「じゃあ まずは仲間募集の掲示板に行くとすっか!」
竜のカレンの手をひっつかんで俺は掲示板のある場所へと走り出した。
とにかく この島はデタラメで出来ているからな。
夢が夢ではなくなる不思議な場所。
もしかしたら・・・もう一度あの娘に会えるかもしれない。
俺が愛した只1人の女。泣き虫で寂しがりやのあのクノイチに!
視線を落として見てみれば、俺は再び肉体を得て自分の足で地面に
立っていた。
「久しぶりね。アナタも実体化してたなんてビックリだわ。」
聞き覚えのあるツンツンした口調。
ふいと横を見るとそこにいたのは「竜のカレン」だ。
俺と同じ現実にいる筈の無いカレンの分身。何故こいつまで?
「難しい事は分かんないけど、とりあえずはこうして再び島に立てたん
ですもの。島の冒険を堪能すべきじゃないかしら?」
さすがに気が強いだけあって。肝まで座ってやがる。
だが、俺や竜のカレンがこうして存在出来る場所ならもしかしたらキツネ子
の奴も・・・
「じゃあ まずは仲間募集の掲示板に行くとすっか!」
竜のカレンの手をひっつかんで俺は掲示板のある場所へと走り出した。
とにかく この島はデタラメで出来ているからな。
夢が夢ではなくなる不思議な場所。
もしかしたら・・・もう一度あの娘に会えるかもしれない。
俺が愛した只1人の女。泣き虫で寂しがりやのあのクノイチに!
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